レポート記事【関宿から伝える。わが町の素晴らしさと、自然の中に身を置く暮らしの豊かさ。】を公開しました
掲載日:2024.03.13
日本列島のほぼ中央に位置し、南北に長い三重県。
伊勢湾や熊野灘の海に面し、鈴鹿山脈、紀伊山地などの山々が連なる、海、山、川の自然に恵まれた環境です。
「持続可能」という言葉を近年聞くようになりましたが、三重のそうした自然、歴史・文化は、“当たり前”に今日まで守られてきた大切な宝物です。
“三重の美しい自然や由緒ある伝統を守りもらいへと繋ぎたい”
先人たちの想いが込められた「持続可能な観光地」三重。
今回のレポート記事では、「関宿」にスポットを当ててご紹介します。
関宿とサステナビリティ
亀山市にある関宿は、東海道五十三次の宿場町で、当時の面影を残した町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。そんな関宿で、町の美しい景観を守る人々、亀山の自然や、昔ながらの暮らしの営みの素晴らしさを伝える人々が、それぞれの想いを胸に今日も躍動しています。
関宿にて銘菓「関の戸」を製造・販売する老舗「深川屋」の14代目である服部さんと、衣食住といったライフスタイルをテーマに関宿にてギャラリーと工房を構える「而今禾」の米田さんにお話を伺いました。
北勢
亀山市東海道五十三次の47番目の宿場町として栄え、今なお当時の雰囲気が残されている関宿(せきじゅく)。
ここには江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた町家が200棟以上も現存し、国の重要伝統的建造物群保存地区(昭和59年選定)や日本の道百選(昭和61年選定)に選定され、見どころがいっぱい。
最近では、インスタ映えするフォトジェニックスポットとしても人気です。
ゆったりとした「まち歩き」を楽しんでみては?
北勢
亀山市東海道「関宿」で370余年続く深川屋。忍びの古文書が残り忍者の隠れ蓑の和菓子屋と言われている。街道に唯一残る庵看板は江戸時代の旅人の道しるべ。店内には当時の商家の調度品が並んでいる。