竹原の淡墨桜
竹原の淡墨桜

【2024年版】 三重県の一本桜 🌸古くから人々に愛されてきた一本桜の名所を紹介します!

掲載日:2024.03.25

三重県では、例年3月下旬から4月上旬にかけて桜の花が見頃を迎えます。

ソメイヨシノの桜の木が連なる並木道や、公園を覆い尽くす桜も華やかでいいですが、三重県には地域の人々に愛され大切に育てられてきた単一で植えられた桜「一本桜」の名所があります。

このトピックスでは、春の開花が待たれる一本桜の銘木を、見頃情報とともに詳しく紹介します。

※掲載されている写真は2023年以前に撮影されたものです。

地域の人々に守られ大切にされてきた、咲き誇る一本桜

三重県の一本桜

古くから地域の人々に大切にされてきた一本桜の中には、様々な言い伝えから、それぞれに名前が付けられたものがあります。

また、開花の時期にのみ公開される所や、夜間ライトアップが実施されるところも。

今年のお花見には、しっとりと趣のある「一本桜🌸」を観に出掛けてみませんか?

コラム

竹原の淡墨桜

竹原の淡墨桜(津市)

住所:津市美杉町竹原
2024年3月25日現在:満開

津市美杉町竹原地区にある淡墨桜は、全国的に有名な岐阜県の根尾の淡墨桜から苗分けされ、土地の所有者が植えた一本桜です。薄墨桜の和名はエドヒガン。ピンク色のつぼみが開花すると、濃いピンク色になり、だんだんと白っぽい花びらへと変化し、散る頃には薄黒くなることから、淡墨桜の名がついたと言われています。
竹原の淡墨桜は、私有地内にあるため、駐車や見学時間などマナーを守って観賞してください。

コラム

春谷寺 エドヒガン桜

春谷寺 エドヒガン桜 (松阪市)

住所:松阪市飯南町向粥見波留 春谷寺
2024年3月25日現在:7分咲

春谷寺境内にある、樹齢およそ400年の桜。樹高・枝張りともに約10m、幹周囲約4mと、存在感のある立派なエドヒガン桜は、通称「彼岸ザクラ」と呼ばれ、例年3月下旬から4月上旬にかけて開花します。
桜の下には大小さまざまな石仏が並んでおり、市指定天然記念物になっています。

コラム

大紀町しだれ桜

大紀町 しだれ桜(度会郡大紀町)

住所:度会郡大紀町崎260
大紀町役場柏崎支所に咲く、樹齢150年とも言われる枝垂れ桜。樹高11m、根囲208m、胸高直径59cmと立派なしだれ桜は、例年3月末頃に満開となり、その美しい姿は近郷近在に類を見ない名木として人々に愛されています。
見ごろ期間中は、ライトアップされ、幻想的なしだれ桜を観賞することができます。

コラム

長徳寺の龍王桜

長徳寺の龍王桜 (津市)

住所:津市芸濃町雲林院107
津市長徳寺の境内、本堂の前庭に植えられた樹高3mの低木の桜の木。花と葉が同時に出る珍しい種類で、例年4月下旬に開花し、ソメイヨシノや山桜の時期の後に花をつけます。
長徳寺は「竜王寺」とも呼ばれており、門前の淵に棲む竜王が桜の種と竜の鱗を和尚に贈って干天に祈雨する法を教えたという伝説から、「龍王桜」と呼ばれ、県の天然記念物にも指定されています。

三重の桜の名所特集で見どころをチェック!

三重県の桜の名所

三重県内には一本桜の他にも、南から北まで桜の名所がたくさんあります。

3月末から4月初めにかけて、桜の名所を巡って「花見のリレー」を楽しんでみませんか?

詳しくは三重の桜の名所特集で♪

観光三重 編集部の画像

観光三重 編集部

三重県にある桜の名所の中には、桜の並木道や公園の桜、桜まつりなど賑やかなお花見が楽しめるところの他に、「一本桜」が楽しめるところもあります。1本の立派な木に咲き誇る桜の花も、風情が感じられて素敵です🌸
ぜひ、春を感じに桜見物にお出かけしましょう♪

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