三重で秘境探検?!特徴的な地形で有名になりつつある木津呂(きづろ)集落をご紹介
掲載日:2024.05.28
皆さんは「秘境」や「探検」は好きですか?
「有名観光地もいいけど、できれば周りの人が行ったことがなさそうなレアな場所に行ってみたい!」
そんな方にオススメな、三重県にある秘境「木津呂集落」をご紹介します。
――――――――――――――
木津呂集落は、三重県熊野市紀和町にある集落で、紀伊半島を代表する渓谷「瀞峡(どろきょう)」のうち、下瀞の下流に位置しています。
大きく蛇行する北山川に囲まれた珍しい形の土地です。
近年ではその特徴的な地形が注目を集めていて、たびたびメディアに取り上げられたり、映画のロケ地になったりしました。風水的にも条件の良いパワースポットとのことですよ!
国道311号から集落へ!
国道311号から少し北に入ると、板屋川を渡る橋があり、その奥にこのトンネルがあります。
このトンネルの奥に続く道は、木津呂集落へ続く唯一の道です。
いきなり冒険感があってワクワクしますね!
コラム
狭い道に注意!
集落への道は道幅が狭く、普通乗用車1台分程度しかありません。ガードレールがない区間も多く、また、ほとんどの区間で離合できないので待避所を使いながら譲り合って進みましょう!
落石や苔むした路面も多いので、注意が必要です。
瀞峡を望む絶景ポイント
集落への道の終盤には、絶景ポイントがいくつもあります!
周囲の安全を確認してその絶景を堪能しましょう。
春にはヤマザクラが咲き、斜面のとろこどころがピンク色になります。また、初夏には美しい深緑が楽しめます。
いざ!集落内へ!
木津呂集落には美しい山村の景色が広がります。
山々に囲まれた景色、歴史を感じる石積み、川を使った生活の跡、そして熊野を代表する果物であるみかん畑と、都市から離れた田舎の原風景が広がります。
コンビニや公衆トイレ、自動販売機もありません。
円形の地形の中心にある森の中には天石神社という神社が鎮座しています。
今回はご紹介できませんが、南紀熊野ジオパークに認定されている「嶋津の筏師の道」という古い林道も通っています。
木津呂集落へのアクセス
お車:熊野尾鷲道路「熊野大泊IC」より、国道42号、国道311号経由で約45分
お車は入鹿小学校木津呂分校跡地の敷地内に駐車してください。
※近隣の方が利用しますので、車両の出入りの邪魔にならないようにしましょう。
周辺のスポット
木津呂集落へ入る前の準備などはこちらで!
道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里
・所在地 :〒519-5413 熊野市紀和町板屋82番地
・営業時間:平日 10:00 ~ 16:00
土日祝 10:00 ~ 17:00
・お電話 :0597-97-0968
東紀州
熊野市道の駅「熊野・板屋 九郎兵衛(くろべえ)の里」は、平成30年4月7日に熊野市紀和町に新しくオープンした道の駅です。熊野市の山あいにある美しい町「紀和町」にあり、近くには日本一美しい棚田美と云われる丸山千枚田や築城の名手藤堂高虎が築いた赤木城跡など、語り尽くせない魅力がいっぱい!
道の駅「熊野・板屋 九郎兵衛(くろべえ)の里」では、地元でとれた野菜、おみやげを購入することができます。熊野市で発見された新種の柑橘「新姫」を使ったジュースは、さっぱりと爽やかな柑橘の香りを満喫できるジュースで、運転に疲れた方にピッタリ!
食事スペースでは、熊野地鶏を使ったメニューが食べられます。
敷地内にはボルダリングの遊具もありますよ。
最後に
木津呂集落を散策するときは以下のことを守ってください。
①秘境とはいえ、そこには人の生活があります。私有地への無断侵入や騒ぐなどの迷惑行為はやめましょう。
②先述のとおり、公衆トイレや自動販売機、商店はありません。近くの道の駅などで準備を万全にしてから訪問しましょう。
③このページのトップにも使用していますが、木津呂集落は対岸にある山からの眺望が非常に有名です。
ですが!その山は現在は立入禁止です。過去には現地ガイドによるツアーが組まれていましたが、現在はそれも休止しています。勝手な立ち入りはやめましょう。
ドローンからの空撮動画がありますので、木津呂集落を俯瞰した様子は、こちらの動画でお楽しみください!
↘↘↓↓↓↙↙