「料理人の、料理人による、料理人のための世界料理学会」第二回世界料理学会が今年もVISONで開催
掲載日:2024.04.10
2022年11月に多気町のVISONを会場に開催された「第一回世界料理学会 in VISON」。
三重県内の料理人を中心に、高い志を持つ一流料理人を集め、食に関する様々な議論が行われました。
食にかかわるプロの情熱が結実し、成功裏に終わった「世界料理学会 in VISON」がこの春にも開催されます。
一般の方も気軽に参加できるので、三重の食文化を高めるこの催しに、興味のある方は奮って参加申し込みを!
第二回世界料理学会が今年も開催される
「世界料理学会」とは、美食の町として知られるスペイン・サンセバスチャンにて始められました。
料理人たちを中心に食のプロが、料理論や技術論、料理哲学、ふるさとの食への思いなど、食について様々に論じあう催しとなっており、世界各地で開催されるようになりました。
日本では2009年の函館市を皮切りに、東京、岩手、佐賀など全国で開催され、高い注目を集めています。
三重県でもその機運が高まり、2022年11月、多気町のVISONを会場に「第一回世界料理学会 in VISON」を開催。
三重県内の料理人を中心に全国から食のプロを集め、熱い議論が活発に行われました。
会場となったVISON内の「ダイニングホール和ヴィソン」には、料理人だけでなく、生産者、ジャーナリスト、学生、一般参加者などを集め、場内は熱気に包まれました。
大盛況に終わった第一回目を振り返る
「世界料理学会 in VISON」は、伊勢市のレストラン「ボンヴィヴァン」の河瀬毅さんを実行委員長に、地元料理人たちの手によって実施へとこぎつけました。
当日は、2016年の伊勢志摩サミットで各国首相に三重の食材をいかした料理を提供した「志摩観光ホテル」シェフの樋口宏江さんによる講演や、北九州市のすし店「天寿し 京町店」店主の天野功さん、東京の「日本橋蛎殻町すぎた」店主の杉田孝明さん、松阪市の「すし処君家」店主の山口和司さんの3名のすし職人による鼎談、東京の「ル・マンジュ・トゥー」谷昇さん、大阪市の「ミチノ・ル・トゥールビヨン」道野正さん、伊勢市の「ボンヴィヴァン」河瀬毅さんの3人の重鎮フレンチシェフによる、楽しくも刺激的な議論などが行交わされ、場内は和やかな雰囲気。
三重県の食の底力や、三重の料理人の未来についても考えさせられる充実した内容でした。
今年も充実の内容で三重の、日本の食に迫る!!
今年も料理界を代表する料理人が講演を予定しています。
金沢市の料亭「日本料理銭屋」の髙木慎一朗さんや、「作」や「鈴鹿川」といった日本酒で知られる鈴鹿市の「清水清三郎商店株式会社」清水慎一郎さん、札幌市のフレンチレストラン「Le Musee」シェフの石井誠さん、熊野市の海鮮料理店「食堂あお」榎本和希さん、京都のフレンチレストラン「Restaurant MOTOI」前田元さんを登壇者に迎えます。
どんな話が飛び出すのか、今からワクワクが止まりません。
◆第二回世界料理学会 in VISON
日時:4月16日(火)受付9:30、開会10:30、閉会17:00
場所:VISON内「AT CHEF MUSEUM」(多気町)
料金:着席:5,000円、立見:3,000円(税込)
当日18時からは食事を楽しみながら、登壇者とも触れ合える交流パーティーもあります。
参加者は早い者勝ちなので、気になる人は急いでチケット購入を。
料金:7,000円(税込)
チケットの購入方法など詳しくは下記リンク先を参照してください。