斎宮のハナショウブ群落の花しょうぶの原種「ノハナショウブ」が見頃を迎えました!
掲載日:2024.06.10
三重県明和町の斎宮(さいくう)にあるハナショウブ群落では、花菖蒲の原種である「ノハナショウブ」の花が見頃を迎えようとしています。
1936年に国の天然記念物に指定された濃紫色のノハナショウブは、園芸用の花菖蒲より小ぶりで、古くから伊勢神宮の参拝客の目を楽しませてきました。
2024年6月10日現在、斎宮のハナショウブ群落のノハナショウブは8分咲きで、6月17日前後に満開になる予想です。なお、近くの歴史ロマン広場ではすでに満開の時期を迎えており、合わせてお楽しみいただけます。
古の時から続く風情のあるノハナショウブの景色を、ぜひご観賞ください。
斎宮のハナショウブ群落
住所 多気郡明和町斎宮蛭ノ沢1817
電話番号 0596-52-7126 (明和町斎宮跡・文化観光課)
公共交通機関でのアクセス 近鉄山田線「斎宮駅」から車で約10分
車でのアクセス 伊勢自動車道「玉城IC」から車で約30分
駐車場 数台の駐車スペース有
2024年の三重の花しょうぶ名所の開花状況はこちら 三重の花カレンダー
「どんど花」と呼ばれる明和町の町花、ノハナショウブ
スッと伸びる立ち姿に、鮮やかな紫色の花びらが何とも美しい花しょうぶの花。
日本画のモチーフとしても人気の高い花しょうぶの花は、晴れた日の景色も素敵ですが、しっとりとした梅雨の中に咲く花しょうぶも趣があります。