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【2023年7月1日特急「南紀」デビュー】新型特急車両「HC85系」に試乗してきました!お得なきっぷ情報も!

掲載日:2023.06.01

2022年7月1日、名古屋駅~高山駅間の特急「ひだ」に投入され、9月に国土交通省「日本鉄道大賞」を、2023年5月には鉄道友の会「ブルーリボン賞」をそれぞれ受賞した新型車両HC85系を、7月1日から、名古屋駅~新宮・紀伊勝浦駅間のすべての特急「南紀」で運転を開始します。

運転開始を1か月後に控えた6月1日、名古屋駅から津駅までの本線試乗会に参加してきました!このトピックスではハイブリッド車両であるHC85系の乗り心地や魅力をお伝えします。さらに、特急「南紀」で巡るおすすめスポットやお得なきっぷ情報も!

新型ハイブリッド車両「HC85系」とは

新型特急車両HC85系について、詳しい性能はHC85系の公式サイト「Hello! New NANKI」で紹介しています。

公式サイトはこちら 外部リンク「Hello!New NANKI」

発電装置と蓄電池のハイブリッドシステム車両として、国内最高速の120km/hを実現しました。この他にも様々な性能がパワーアップし、人にも環境にも優しい列車になりました。以下のコラムではその一部を紹介します。

コラム

「HC85系」の由来

「HC」は、“Hybrid Car(ハイブリッド方式の車両)”であることを表しています。


1989年の導入以降、30年以上に亘って多くのお客様にご利用頂いた従来方式の「85系気動車」から、技術革新したハイブリッド方式の85系を目指すという意味を込めて、「HC85系」と名付けられました。

コラム

環境負荷の低減

エンジンは1両あたり1台と、従来の85系気動車の半分に。これにより約30%のCO2排出量の低減、約35%の燃費向上を実現させました。


車内のディスプレイにはエンジンとバッテリーの稼働状況が表示されています。リアルタイムでハイブリッドシステムを体感することができます。

コラム

静粛性・乗り心地の向上

エンジンを半分にしただけではなく、様々な防音・防振構造を新たに設置したことで、静粛性・乗り心地が大幅に向上しました。


名古屋駅から熊野市駅までは3時間以上の行程だけに車内の快適性はとても重要ですよね!

HC85系に乗ってみた!

JR東海さんから特別にご招待いただき、HC85系の本線試乗会に参加してきました!

乗り心地は抜群で、気動車特有のエンジン音などが少なく、とても快適でしたよ♪

車内の様子を紹介します。

コラム

座席について

座席の色彩は、沿線の紅葉や花火などをイメージした明るいデザイン。全席にコンセントが設置されており、無料Wi-Fiも利用可能なので、快適な時間を過ごすことができます。

コラム

ナノミュージアム

車内のデッキには沿線地域の伝統工芸品を展示した「ナノミュージアム」があります。伊勢型紙など列車ごとに異なる工芸品を展示しているのでこちらも要チェックです!

コラム

充実した車内設備

大きめのキャリーケースがおける荷物スペースや温水洗浄機能付き暖房便座が搭載されたトイレ、授乳や休養などで利用可能な多目的室、車いすスペースや多機能トイレなど、より多くのお客様に利用してもらえるような、バリアフリーやユニバーサルデザインが取り入れられた設備が充実しています。

HC85系に乗って南紀へ!

特急「南紀」号はその名の通り三重県と和歌山県にまたがる「南紀」エリアへのアクセスに便利です。このエリアには世界遺産 熊野古道があり、国内外の観光客から人気のスポットです。

古くから聖地・熊野の玄関口として知られる「ツヅラト峠」や日本で一番長い砂礫海岸「七里御浜」、日本の棚田百選に選ばれた「丸山千枚田」など絶景が盛りだくさん。

観光三重特設サイト「熊野古道のまるごと観光ガイド」では熊野古道の基礎知識や周辺のおすすめスポット・グルメ情報などを詳しく紹介しています。こちらも併せてチェックしてみてくださいね♪

南紀へGO!お得なきっぷのご案内

特急「南紀」に乗って世界遺産 熊野古道を巡ってみませんか?特急「南紀」の往復乗車券や指定区間のフリー乗車券などがセットになった「南紀・熊野古道フリーきっぷ」が発売中。熊野古道 伊勢路を自由に散策することができます。詳しくは公式サイトをご覧ください。

観光三重 編集部の画像

観光三重 編集部

新型ハイブリッドシステムを採用したHC85系の乗り心地はとても快適でした。
新しくなった特急「南紀」号に乗って熊野や尾鷲など、東紀州エリアに足を運んでみませんか?

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