伝統ある伊賀組紐作りと伊賀焼陶芸を体験してきました!

掲載日:2016.12.10

伊賀市の体験メニューで有名な「伊賀組紐(いがくみひも)作り」と伊賀焼陶芸体験をしてきました!今回はその2つをレポートします。明治35年創業の老舗、伊賀上野の街中にある「廣澤徳三郎工房」で伊賀組紐作り体験しキーホルダー・ストラップづくりをしてきました。伊賀組紐は現在、帯締めやネクタイなど日常の生活用品にも使用されています。伊賀焼伝統産業会館で伊賀焼陶芸体験に挑戦してきました。ここではなんと陶芸家の方に直接指導していただけます。

伊賀市の体験メニューで有名な「伊賀組紐(いがくみひも)作り」でキーホルダー・ストラップ作り体験と、伊賀焼陶芸体験をしてきました!今回はその2つをレポートします。2016年津クイーン 角谷 奈津実さんに挑戦していただきました。

まずは明治35年創業の老舗、伊賀上野の街中にある「廣澤徳三郎工房」へ伺いました。ここでは伊賀組紐作り体験ができるんです!伊賀上野城や伊賀流忍者博物館の忍者を目的に来る方に加え、最近は映画「君の名は。」の影響でお店に来客される方も増えているそう。外国人の方も来ていました。お店の外観も雰囲気がありますね。

ではくみひも体験にチャレンジしてみましょう!最初にお店の方からレクチャーをしていただけますので、初めての方でも気軽に体験できます。組紐を作成する際には丸台、角台、綾竹台などありますがお店では丸台で体験が可能です。

伊賀組紐で使用される糸は絹糸や金銀糸などを使用しており、見た目も綺麗。作り方は丸台の上で順番に回すように交差に組んでいきます。ちなみに伊賀組紐は昔、仏具や神具、武士の甲冑や刀の紐などに使用するため作られていました。現在では帯締めやネクタイなど日常の生活用品にも使用されています。

角谷さんはコツを覚えるのが早くどんどん組紐作りを進めます。体験時間は通常約20分ほど。組紐作りの動画はこちら

だんだん出来上がってきて…

キーホルダーが完成!伊賀に来た記念のおみやげにぴったりですね。店内にはたくさんの伊賀組紐商品が並んでいますので、体験ではなくお買い物目的で来店されてもOKです。
体験は事前予約が必要となりますので、ご希望の方は必ずお店に連絡してくださいね。

体験料金:1名につき1,000円(税込)
住所:〒518-0878 伊賀市上野西大手町3635-1
電話:0595-21-1127(廣澤徳三郎工房)
公式URL:http://www.ict.ne.jp/~toku-3/
営業時間:10時00分~17時00分
休業日:不定休

続いて伊賀焼伝統産業会館で伊賀焼陶芸体験に挑戦してきました。ここではなんと陶芸家の方に直接指導していただけます。

伊賀焼伝統産業会館では、「たたら成形」、「ろくろ成形」(電動ろくろ、手廻しろくろ)、「手ひねり成形」、「絵付」などが楽しめます。
今回は電動ろくろ体験です。所要時間は約1時間程度となります。

おおよその形を陶芸家の方に作成していただき、作りたい湯呑みやお茶碗、うつわなどの陶器を形作っていきます。
手の細かい動きが必要となりますが、失敗しても作り直すことができますのでご心配なく。

こちらでも角谷さんは飲み込みが早く、作業がどんどんと進みます。体験中の動画はこちら

そして完成!体験で作ったとは思えないほど上手く仕上がりました。これを陶芸家の方に焼いていただき、後日宅配便で送っていただけますよ。完成品を見るのが楽しみですね。

伊賀焼伝統産業会館では中で陶芸品も販売していますので、興味ある方はお買い求めくださいね。
私は小さい目玉焼きの陶器が気になりました。

体験料金
作陶コース 1,296円(粘土500g焼成代込み)
作陶コース 2,160円(粘土1キロ焼成代込み)
作陶(電動ロクロ)コース 3,240円(粘土1キロ焼成代込み)
絵付コース 1,080円(カップor皿焼成代込み)
※2018年7月1日時点の価格です

住所:〒518-1325 伊賀市丸柱169-2
入館料:大人200円 中高生100円
電話:0595-44-1701(伊賀焼伝統産業会館)
公式URL:http://www.igayaki.or.jp/
営業時間:9:00~17:00
休業日:月曜日・祝日(月曜が祝日の場合は翌日休館)・12月29~1月4日
車でのアクセス:・名阪国道「壬生野IC」から北西へ車15分
駐車場:無料(普通車20台、マイクロバス・大型バス2台)
伊賀市には伝統ある産業がありますので、観光だけでなく体験メニューにも楽しんでみてはいかがでしょうか。大阪からも近いですのでぜひ足を運んでみてくださいね。

※記事の内容は2016年11月現在の情報となりますのでご了承ください

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元祖伊賀組紐 廣澤德三郎の店

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組紐は長い伝統をもつ日本の優れた工芸品の一つです。奈良時代以後に日本で作り始められた組紐は、経巻・巻物・甲冑や刀の紐などに利用され、その後、明治維新の廃刀令により武具から帯締に姿を変え用いられるようになりました。 江戸に残っていた組紐の技術、技法を明治三十五年、初代廣澤徳三郎が習得し、この地に持ち帰り開業したのが伊賀組紐の始まりです。昭和五十一年には国の伝統的工芸品に指定され、脈々と受け継がれ現在に至ります。磨き抜かれた伝承の心と技が生み出した優美な糸の芸術・格調高い伝統の香が伝わる徳三郎の組紐をお楽しみいただければ幸いです。

伊賀焼伝統産業会館

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伊賀

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伊賀焼は、平安時代末期から鎌倉時代の初めごろに本格的な焼物として発展し、桃山時代には個性的な茶の道具として注目されるようになりました。現在は伊賀市阿山地区を中心に土鍋や行平、食器や茶陶など、多岐にわたり造られています。 作陶体験・・・伊賀焼伝統産業会館では、本格的な陶芸を手軽に楽しんでいただける陶芸教室です。初めての方やお子様でも、陶芸家が親切にご指導いたしますので大丈夫!さあ、土をこね、自分だけのオリジナル作品を創ってみませんか? 体験メニューとして「たたら成形」、「ろくろ成形」(電動ろくろ、手廻しろくろ)、「手ひねり成形」、「絵付」などが楽しめます。 伊賀焼伝統産業会館とは・・・ 伝統的工芸品である伊賀焼の振興と後継者の育成確保を図るための施設で、伊賀焼を幅広く展示するとともにパネルやビデオを設置して伊賀焼の歴史的な資料等を総合的に紹介。1階には展示室があり、地元の窯元が造る伝統的な作品や日常の器、現代的な作品等を展示しています。2階は資料室で、伊賀焼の説明パネルが展示されています。

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