【まもなく見頃!】山の上に白いヒツジの大群!??鈴鹿セブンマウンテンで人気!シロヤシオが咲く春の竜ヶ岳登山を紹介した記事を公開しました!
掲載日:2024.05.17
鈴鹿セブンマウンテンの1つ、竜ヶ岳で春にだけ見られる不思議な光景があります。「白いヒツジの大群!??」と思わせるその光景の正体とは?竜ヶ岳登山で人気のコースを登山しながら、白いヒツジの大群に会いに取材してきました!
鈴鹿セブンマウンテンの7つの山とは?
三重県と滋賀県の県境の南北に鈴鹿山脈が連なります。この鈴鹿山脈の中で主要な7つの山を鈴鹿セブンマウンテンと称され、たくさんの登山者が訪れます。
今回はその中でも、多くの登山者に人気がある竜ヶ岳をレポートします!
コラム
鈴鹿セブンマウンテン7つの山
・御在所岳 1212m
三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市の境にある鈴鹿山脈の主峰の山。日本二百名山、関西百名山にも選定されています。世界的規模を誇るロープウエイが山頂に通じていて、観光客にも人気のある山です。
・藤原岳 1140m
三重県いなべ市と滋賀県東近江市との境にあり、日本三百名山及び関西百名山、花の百名山にも選定されています。花がさく春には多くの登山者が訪れます。
・鎌ヶ岳 1161m
三重県三重郡菰野町と滋賀県甲賀市にまたがる山。関西百名山にも選定されています。鋭くとがった山の形が特徴、ロッククライミングで有名な山です。
・竜ヶ岳 1099m
三重県いなべ市と滋賀県東近江市の境、鈴鹿セブンマウンテンの中央に位置しています。山頂一帯がのびやかな稜線をしているのが特徴で、360°の展望を楽しみながら登山ができます。
・入道ヶ岳 906.1m
三重県鈴鹿市に位置する山、近畿百名山に選定されています。椿大神社(つばきおおかみやしろ)の御神体で山頂に白い大きな鳥居が祭られています。
・釈迦ヶ岳 1092.2m
三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市の境に位置します。山頂が突出していない形をしており、釈迦の寝姿に似ていることから山名が付けられたといわれています。
・雨乞岳 1238m
滋賀県東近江市と同県甲賀市の境にある山、鈴鹿山脈の中で第2の高峰です。山頂には「大峠ノ沢」と呼ばれる小さな池があり、古くから雨乞信仰の対象として登山拝されており、それが山名の由来となっています。
白いヒツジの大群!??シロヤシオっていったい何?
5月〜6月にかけて、「白いヒツジの大群に出会える」と竜ヶ岳をたくさんの登山者が訪れます。 山の頂上に「白いヒツジの大群」って???ヒツジが山の上にいるの??
その白いヒツジの大群の正体は、「シロヤシオ」というツツジ科の花です。 山の斜面や岩場に生息しています。5〜6月にかけて、枝先の花芽から新葉とともに1〜2個の白い花が咲きます。
葉が枝先に5枚輪生することから「ゴヨウツツジ」ともよばれます。
シロヤシオが鑑賞できる山は、御在所岳など三重県内の他の山や全国でもありますが、たくさんのシロヤシオが自生していて「白いヒツジ」と呼ばれているのは竜ヶ岳だけなんです!
竜ヶ岳の登山コースの紹介
竜ヶ岳の登山コースは、主に4つあります。
・遠足尾根コース(尾根の展望がキレイ!)
登り:約3時間 下り:約2時間30分
・金山尾根コース(樹林帯が多く、森林浴が楽しめる!)
登り:約2時間半 下り:約2時間
・中道(コースの中で1番斜度がある、上級者向け )
登り:約3時間30分 下り:約2時間30分
・表道(山頂までの最短コース)
登り:約1時間15分 下り:約50分
コースによって、難易度が変わりますので、ご自身の体力や登山経験に合わせてコースを選択してください。 今回のレポート記事では、登山者にも人気でシロヤシオを眺めるにも最適な遠足尾根コースを紹介しています。
竜ヶ岳登山に来たらぜひ立ち寄りたい「竜のコバ」の紹介
竜ヶ岳登山、宇賀渓観光に来たらぜひ「竜のコバ」へお立ち寄りください! 「竜のコバ」は、宇賀渓観光協会が運営する宇賀渓観光案内所です。こちらでは、トイレ・休憩スペースのほかカフェも併設されています。
また、宇賀渓観光情報はもちろん、竜ヶ岳でのさまざまな整備活動も知ることができます!
宇賀渓にお越しの際は、ぜひ竜のコバに立ち寄ってみてくださいね!
竜のコバについてもっと詳しく知りたい方はコチラの記事もどうぞ!
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アクセス情報
詳細情報
東名阪自動車道「桑名IC」から20.2km(約35分)
名神高速道路「八日市IC」から29.2km(約40分)
駐車場 160台
<駐車料金(1日あたり)>
大型バス(要予約):4,000円 小型バス:2,000円 普通車:500円 二輪車:200円