三重県最高峰!野生の〇〇が歓迎?!御池岳の魅力を徹底ガイド!

今回紹介するのは三重県の最高峰、御池岳(おいけだけ)!絶景が見られる「天狗鼻」や、登山道で出会える愛らしいリスたちが非日常を感じさせてくれること間違いなし!

記事制作/みえ旅アンバサダー ASOBISIA

▼ 目次

御池岳(おいけだけ)とは?

・登山レベル:★★★☆☆

・標高:1,247m

・往復登山時間

 コグルミ谷〜鈴北岳 ぐるっと周遊コース:約6時間

◆アクセス
次に駐車場情報の詳細を載せていますので、ご確認ください!

 

三重県いなべ市藤原町と滋賀県東近江市永源寺町の境にそびえ立っています。登山に訪れる山ボーイ、山ガールが年中後を絶たない鈴鹿10座の中でも人気のある山です!山頂付近は広く平らな「テーブルランド」と呼ばれる空間が広がっていて、歩きごたえ抜群です!

関連記事▼

冬登山にオススメ!三重が誇る”雪山”をご紹介!~白銀の世界へ~

鈴鹿山脈を深く堪能できる「鈴鹿10座」の魅力に迫る!!

※この地域でもクマらしきものが目撃されていますので登山の際は十分に注意してください。

【登山するにあたって注意しておきたいこと】
登山は自然を相手にするので、不確定な要素、予期せぬ事態が起こる可能性が十分あります。準備をしっかりと、余裕を持った計画をして楽しみましょう。
① 登山をする際は時間に余裕をもって行動し、自分の経験や体力に見合った山を選んで出かけましょう。 
② 事前に登山計画を立て、当日までに最寄りの警察署か登山ポストに登山届を出しましょう。当日は地図やコンパスなども忘れずに。 
③ 熊やスズメバチなど、危険な野生動物と遭遇する可能性があります。クマ鈴など対処できる装備を持参しましょう。
④ 事前に気象情報を確認した上で行動しましょう。山は気候の変化が激しいです。雨具をはじめ、急な気温の変化にも対応できる服装を用意しましょう。
⑤ 水分や携帯食を持参し、熱中症対策と適度な休憩を心がけましょう。 
⑥ 冬場に登頂する際はアイゼンなどの雪山の登山道具を必ず持参しましょう。麓に雪が無くても山頂付近に雪や氷が残っている可能性があります。

駐車場情報

駐車場情報①「鞍掛登山東口」

駐車場情報①「鞍掛登山東口」

「鞍掛登山東口」に無料で駐車することができます。
GoogleMapで「鞍掛登山東口」と検索でOK!
鞍掛トンネル東口に無料の駐車スペースがあり、約20台程度の駐車が可能です。

駐車場情報②「鞍掛登山西口」

駐車場情報②「鞍掛登山西口」

登山口までの距離が遠くなりますが、トンネルを抜けた先の「鞍掛登山西口」にも無料の駐車場があり、10台程度の駐車が可能です。
取材日(10月下旬)は、AM8:00ごろ駐車場に着きましたが、「鞍掛登山東口」の駐車場は満車だったため、「鞍掛登山西口」に停めました。紅葉シーズンは人気なため、早めに行かれることをオススメします!

コグルミ谷登山口から出発!

コグルミ谷登山口から出発!

■8:26

今回ASOBISIAがオススメするのは、「コグルミ谷(登り)〜御池岳〜鈴北岳〜鞍掛峠(下り)」という御池岳を目指しながらぐるっと周回するコースです!

どんな冒険が待っているのか?!
準備万端にしていきましょう!

杉の中をぐんぐん進む!

杉の中をぐんぐん進む!

■8:36

登山道の足元はそこまで整備されてはいないですが、目印となる赤いテープや、看板が充分設置されているので迷うことなく安心して登ることができます。

谷沿いを進む!

谷沿いを進む!

■8:47

谷沿いは足場が悪いところもありますので、気をつけながら進みましょう!
水気があり粘土質の土を歩く場合は、特に滑りやすいので注意してくださいね。

コグルミ谷付近に咲く花々

コグルミ谷付近に咲く花々

■9:08

コグルミ谷や御池岳周辺には、様々な野花を楽しむことができます!
特に春先から初夏にかけて見頃の花が多いので、野花を目当てに訪れてもよさそうです^^

看板も多く迷いにくいです^^

看板も多く迷いにくいです^^

■9:11

谷沿いの道がしばらく続きます!
要所に看板があるので安心ですね。

気づけば五号目到着!

気づけば五合目到着!

■9:18

10月下旬に訪れましたが、歩いていると体がポカポカになり、半袖で少し汗をかくくらいの気候でした!
日陰で長くいると汗冷えして寒くなるので、脱ぎ着できる服装がいいですね。

六合目にもお花の紹介!

六合目にもお花の紹介!

■9:30

杉やどんぐり、栗の木など様々な木々の中を登っていきます!
六合目にもお花の紹介がありました!

七合目へ順調に!

七合目へ順調に!

■9:50

そろそろお目当てのシマリスさんに会えないかな?とワクワクしながら登っていきます。気づけば七合目まで順調に来ました!

いよいよ楽しみにしていた八合目!

いよいよ楽しみにしていた八合目!

■10:03

御池岳には野生のシマリスが生息しており、登山道で遭遇できるなんてとてもめずらしいですよね!

いよいよ八合目です。
八合目あたりがいちばんシマリスに遭遇しやすく、枯れ葉の上をカサカサと歩く音を聞き逃さないように集中して歩きました!

獣の匂いがプンプンしました!

獣の匂いがプンプンしました!

■10:09

登山道の途中、木々がなく少し開けた場所があり、何やら獣の匂いがプンプンしました。
鹿も生息しているようで、近くにいたのかもしれません。
鹿の動きにも注意しながら進みましょう!

愛らしいリスたちがお出迎え!

愛らしいリスたちがお出迎え!

今回の登山の目的のひとつ、シマリス!
撮れ高が欲しくて(笑)、たくさん遭遇していい写真が撮れるまで粘りました!
急にひょこっと現れて、木の実を食べながらすばしっこく森の中へ入っていくので見つけたらすぐにシャッターを切るようにしましょう。
一瞬なので納めるのが難しかったですが、しっかり撮れて嬉しかったです。

めずらしいコマドリも!!

めずらしいコマドリも!!

そしてなんともまためずらしい、コマドリも現れました!
オレンジとブルーグレーの毛並みがとても鮮やかですね。
バードウォッチングが好きな方にもぜひ登っていただきたい山のひとつです。

リス遭遇率UPスポット!!

リス遭遇率UPスポット!!

八合目を少し過ぎたあたり、写真左側に見えるような苔の生えた岩が並ぶ場所が、いちばんシマリスが現れるスポットだそうです!
シマリスを目当てに来られたカメラマンさんに出会いお話を聞かせていただきました。
ASOBISIAもこのスポットで30分くらいは粘って写真を撮っていましたが、見るだけであればほんの数分で見られると思うので、立ち止まって休憩しがてら探してみてくださいね。

ようやく九号目(笑)

ようやく九号目

■11:19

少しリスさんと遊びすぎましたが(笑)、ようやく九合目。
山頂目指してもう一踏ん張りです!

登頂記念!!

登頂記念!!

■11:44

九合目からおよそ20分程度登ると、ようやく頂上です!
曇っていたのは残念でしたが、遠くの山脈や下に町並みも見えました。

下山コースのお立ち寄りスポット

つづいて「奥の平」を目指します!

続いて「奥の平」を目指します!

■11:59

山頂でお昼ごはんを食べて次に向かうのは「奥の平」。
山頂とはまた違った景色が楽しめるのでぜひ立ち寄ってみてほしいです!

どっちに行こうか迷っちゃうね!

どっちに行こうか迷っちゃうね!

■12:07

あっちの「奥の平」へ向かおうか、こっちの「ボタン淵」に向かおうか・・・!
360°違った景色が楽しめます!

だだっ広い「奥の平」!

だだっ広い「奥の平」!

■12:10

御池岳の山頂から10分ほどで到着しました!
芝生や苔が広がり、景色もいいのでお昼ごはんは「奥の平」で食べるのがオススメです!

ボタン淵付近の「天狗鼻」!

ボタン淵付近の「天狗鼻」!

■12:35

「ボタン淵」まで来ると、近くに「天狗鼻」と呼ばれるまるで天狗の横顔に見える大きな岩があります。
鼻の先に乗って写真を撮ってみました!ほんとに天狗みたいです!
※岩に登る際は足元や周りをよく見て安全を考慮し、細心の注意をしてくださいね。

遮るものがない360°パノラマ

遮るものがない360°パノラマ

■13:23

「ボタン淵」をあとにして再び御池岳山頂に戻ります。
遮るものがなく限りなく芝生や苔の絨毯が広がり、非現実的な世界にいるようでした。

「鈴北岳」にも寄りました!

「鈴北岳」にも寄りました!

■13:30

さてそろそろ下山ルートに向かいます!
「鈴北岳」にも立ち寄り、満足感たっぷりコースです。

秘境の池

秘境の池

■13:31

「鈴北岳」から下山中、秘境の池を発見!
水はそこまできれいではなかったですが、どうやってこの高い標高にこの池ができたのかと思うと不思議です。

紅葉&苔の絨毯が最高!

紅葉&苔の絨毯が最高!

■13:57

下山の途中、苔が生い茂るスポットがありました!
下りてきた「鈴北岳」側に振り返ると紅葉の始まりも見られ、圧巻の景色が広がっていました!

「鈴北岳」をあとにして下山!

「鈴北岳」をあとにして下山!

■14:27

「鞍掛峠」を通り下山するルートなので、この看板が見えたらもう一踏ん張りです!
下山中は足腰に負担がかかり疲れも溜まってきて怪我をしやすいので、気を抜かず最後まで踏み締めて進みましょう。

ぜひ魅力たっぷりな「御池岳」へ!

いかがでしたでしょうか?

ぜひ魅力たっぷりな「御池岳」へ!

今回は三重県最高峰の御池岳を紹介してみました。
みなさんもシマリスに出会えるといいですね^^

三重県最高峰、御池岳を訪れて非現実的な世界をお楽しみください!

Page Top